「女川セラミカ工房
勝手に広報部」とは?
呼ばれてないのに現れた!
「震災で色を失った町をスペインタイルで彩りたい」という女川セラミカ工房のチャレンジに魅せられて、勝手に?応援を始めた東北応援団 白金支部の有志による広報部!
合言葉は「ノーリーズン、理由なんていらんねん」。



お知らせ
次号の配信時期:8月中旬
番外編「暮らしの中に彩りを
~女川セラミカ工房のスペインタイル~」

「スペインタイルって何にどうやって使ったら良いの?」
そんな声にお応えして、暮らしの中に女川セラミカ工房のスペインタイルを取り入れる素敵なアイディアをご紹介。
手作りのぬくもりと独特の明るい色彩が魅力のスペインタイルが、あなたの日々の暮らしを彩ります!

乞うご期待!!



みなとまちセラミカ工房
女川駅前プロムナードへ移転リニューアルOPEN!
店舗では手作りのスペインタイルが購入出来るだけでなく、スペインタイルの絵付け体験も出来ます! 色鮮やかなタイルに心まであったか~くなるお店

みなとまちセラミカ工房
〒986-2261 宮城県牡鹿郡女川町女川駅前
シーパルピア女川E棟21
連絡先:0225-98-7866
webサイト:
http://www.ceramika-onagawa.com
 
【番外編】『贈って嬉しい、贈られて嬉しい
2016/6/10
~スペインタイル ウエディングギフト編~』


みなさん、こんにちは。「女川セラミカ工房 勝手に広報部」若手代表の矢本です。大学のボランティア部で女川町を訪れたことをきっかけに、今では旅行で女川に行くこともあるほど、女川の魅力にはまっています。でも、実は、まだセラミカ工房さんには行ったことがないんです…。そんなぼくですが、今回はぼくが「勝手に」広報しちゃいます。

今回は、「結婚式でスペインタイルを配った!」という素敵なご夫妻がいると聞き、さっそくお話を伺いに行っちゃいました。さあ、みなさん、行きますよ~!!

やる気満々の矢本

じゃじゃーん!こちらがそのお二人、平林さんご夫妻です。
平林ご夫妻(左)と矢本(右)

平林さんは旅行が趣味なんだとか。おもしろそうなことがあると、ふらっと出かけることがあるようです。そういえば、ぼくも女川で何度かお見かけしたことが。

奥様は、絵を描くことが好きとのこと。お二人とも、女川の方の笑顔と温かさが大好きで、何度か一緒に訪れているそうです。

そして、こちらが噂のタイルです!平林さんが持ってきてくださいました。

スペインタイルのコースター(左)とラッピングされたウェディングギフト(右)

とてもかわいらしいですね!色とりどりの花柄に、ハートのクローバー、絵柄一つ一つに愛情が込められています。このスペインタイル、どのように出来上がったのでしょう。
教えて!平林さん!!

○アイデア大賞は旦那さん

結婚式に参加してもらった方へ感謝の気持ちを伝えようと、ウェディングギフトを考え始めたのは結婚式の半年前。「ありきたりのものではおもしろくない…」そう思っていた時に、ふと女川セラミカ工房のスペインタイルが浮かんだそう。

お二人にとって、女川という場所が身近なところになっていることが伝わってきます。

当時の記憶をたどりながら話す平林さん

あの、色鮮やかなスペインタイルでウェルカムボードを作ったら素敵だろうな…。最後にみんなに配れたら面白いかも…。

思いついたら即行動!の平林さんは、すぐにセラミカ工房さんに相談されたのだそう。セラミカ工房のテーマである「つながるタイル」と、平林さんの思い描く「人とのつながり」が、タッグを組んだ瞬間でした。

〇絵柄のデザインは奥さんの手で

結婚式の5カ月前。絵を描くことが好きな奥様が、デザイン画を考えたそうです。「好きなように描きました。」
そう語る奥様。それでも、いくつか、アドバイスがあったそう。

奥様の描いたデザイン画をもとに、タイルを作成。結婚式に参加する人の顔を思い浮かべながら、タイルの数を考えたそうです。
「7×7=49だと縁起が悪い。9×9=81だと多すぎる。そこで、8×8=64枚にしました。」

なるほど、一つの絵を分割してタイルにするわけですね!!それなら、どんな絵でもタイルにできそうです。

奥様の描いたデザイン画だと、64枚に分割したら絵柄が少ないタイルができてしまうので、アドバイス通り絵を描き足したら…


ね、素敵になったでしょ!このように、セラミカ工房さんでは、オーダーした人の思いを大切に、丁寧に対応してくださいます。

〇素焼きから完成までは女川で

結婚式の2カ月前には、すでに焼きあがったとの連絡があったそうです。

7.5×7.5cm のタイルを64枚並べて、一つの作品ができあがる。1枚1枚のタイルも、とってもかわいらしいコースターに。

「今までお世話になった方々に感謝したいです。そして、これからも繋がっていたい。そんな気持ちをウェディングギフトとして伝えたかったのです。」

そう語った平林さん。

「つながる」はセラミカ工房のテーマであり、町を彩るタイルを通して過去・現在・未来の人を繋げたいという思いが込められています。(【第2 回】スペインタイルに惚れすぎた旅~阿部鳴美さんロングインタビュー 前編~より)

両者に共通の思いがあったからこそ実現したスペインタイルのウェディングギフトだったのですね。

できあがったタイルは、セラミカ工房さんでコースターに加工し、一つ一つ包装して送ってくださったそうです。

〇いざ、結婚式へ

当日は、本物のタイルはプレゼント用にラッピングしているため、ウェルカムボードは印刷したものを飾っていたそうです。でも、本物と見分けがつかないほど、つややかで色鮮やかな仕上がりです。どうです、素敵でしょう。

結婚式のウェルカムボード(左)と結婚式当日のお二人(右)

ウェディングギフトは、スペインタイルと手作りクッキー、5円玉チョコを一緒にラッピングし、メッセージカードを添えて配ったそうです。5円玉チョコは「ご縁がありますように」との気持ちを込めて。スペインタイルはコースターとして使用することができますし、飾って鑑賞用にしても素敵ですよね!

ウェディングギフト(左)とコースター(右)

お友達からは、お礼の言葉とともに、「私もタイルづくりをやってみたい♪」「スペインタイルで表札をつくってみたいな!」などの嬉しい声も届いているそうです。もちろん、受け取ったタイルはコースターとして使っているとか。

○「つながる」は永遠に…

こぼれ話…。
奥様がデザイン画を描いているときのお話をしていたときのこと。

デザイン画について楽しそうに語る奥様

「虹を描きました。縁起が良いかなと思って。後は、さんまを描きました。私が魚座なのと、彼がさんまを焼くのが好きなので。さんまを描いておけば、彼も文句言わないだろうなーって(笑)」

女川と言えば秋刀魚。女川が大好きな旦那様を思っての優しさが伝わってきました。

そんなお二人を表すさんまのタイルは、今でもお家に飾ってあるそうです。2匹のさんま(平林さんご夫妻)を中心に、すべてのタイル(人)がつながった今回のウェディングギフト。

1000℃で焼かれたスペインタイルは、1000年先でも色鮮やかに残るといわれてい ます。お二人の思いも、いつまでも色あせることなく、永遠に残っていくのですね…。

お二人の家に飾ってあるタイル

〇まずは、連絡してみることから!

今回、平林さんがオーダーしたのは7.5×7.5cm のタイルが64枚集まったウェルカムボード。こちらは、最初のデザイン画を送ってから、4か月ほどで完成したそうです。

「セラミカ工房のオーダータイル」は、結婚式だけでなく、歓送迎会・結婚記念日・喜寿祝い・お店のウェルカムボード等、様々なシーンで喜んで頂けること、間違いなし!

「同窓生でつながるタイルをオーダーし、十年後にこれを持ってもう一度集まろう!」
なんてしてみても良いですよね!スペインタイルは、無限の広がりの可能性があります。

これを読んで、オーダーしてみたくなった方は、以下のURL をご参照ください。
http://www.ceramika-onagawa.com/

または、以下のメールアドレスにメールをお送りください。
ms_cobo@ybb.ne.jp

まずは、連絡してみることから!セラミカ工房さんが、丁寧に対応してくださいます。

以上、矢本でした。ご協力いただいた平林さんご夫妻、本当にありがとうございました!!

よーし、ぼくもオーダーしてみようっと!!

<みなまちセラミカ工房>
住所:〒986-2261宮城県牡鹿郡女川町女川駅前シーパルピア女川E棟21
電話:0225-98-7866
HP:http://www.ceramika-onagawa.com
JR女川駅直結のプロムナードへ移転リニューアルOPENしたばかり!
店舗では手作りのスペインタイルが購入出来るだけでなく、スペインタイルの絵付け体験も出来ます。